hasht's notes

ゲームAIやUnityの話題

自動QA・バランス調整の事例

(2018/10/10 リンクミスを修正)

CEDEC2018の「次世代QAとAI ~ゲーム開発におけるAI活用に正しく向き合うために~」(詳細動画)で良い資料(↓のpdfのp.34)が出ていたので、一部補足して載せておく。

cedil.cesa.or.jp

FINAL FANTASY Record Keeper

  • 発表:CEDEC2016DeNA TechCon2017
  • 開発:DeNA
  • 目的:自動プレイ(技術検証、比較検討)
  • 手法:MCTS、NEAT、Q-learning
  • 構成:学習=Python、シミュ=Node.js、ソケット通信

ペヨネッタ2

Shadowverse

グリムノーツ

Fate/Grand Order

  • 発表:CEDEC2017
  • 開発:DELiGHT WORKS
  • 目的:自動リプレイ(バグ再現)
  • 手法:Unityビルド時にコード挿入
  • 構成:リプレイサーバーに操作ログを集約、WebSocket

逆転オセロニア

Sea of Thieves

龍が如く6 命の詩。

  • 発表:CEDEC2017
  • 開発:セガゲームス
  • 目的:自動テスト
  • 手法:人間のプレイ(パス)を再現
  • 構成:オートテストクライアントを自動ビルド?

Battlefield 1

  • 発表:2018
  • 開発:EA
  • 目的:自動プレイ(技術検証)
  • 手法:DNNの模倣学習+強化学習
  • 構成:不明

Horizon Zero Down

  • 発表:GDC2018
  • 開発:Guerrilla Games
  • 目的:自動テスト
  • 手法:ルールベース的な行動選択?
  • 構成:不明

Assassin's Creed Origins

ダンまち〜メモリア・フレーゼ〜

  • 発表:CEDEC2018
  • 開発:グリー
  • 目的:バランス調整
  • 手法:オートプレイは既存のもの?、コマンド選択のベイズ最適化
  • 構成:シミュレータは既存のコードの最適化、CocosConsole

D×2 新・女神転生 リベレーション、コトダマン

  • 発表:CEDEC2018
  • 開発:セガゲームス
  • 目的:バランス調整
  • 手法:NNのGAによる最適化
  • 構成:一体(コトダマンはシミュレータを別に開発)